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地下アイドルに学ぶ、自分プロモ術

私は紅白出場歌手のスタッフを10年以上していました。だから今、4月7日の自分のコンサートの紹介文を書くのが、すごく難しいです。

なぜって、人のことを褒めあげて引き立てるのは大得意だけど、それを自分でやるなんてねぇ〜w。

それに、日本では「私なんて」と謙遜するのが常識らしいですし……w

ところが昨今、DIYアーティストが日本でもメジャーになってきて。みんなてらいもなく上手な自分ブランディングやプロモをしてるので、とても感心します。

例えば、YouTube でフォロワー何万人になる前から私が推してた、地下アイドルの雨情華月さん(写真右)。Twitterでは、セルフ・プロデュースに燃える日常やリリース・イベントの様子を端的に伝え、好感度マックスでした。

昨日ついに、かじゅにゃん(雨情さん)のファースト・シングルが、AKBや米津ナントカさんを抑え、オリコン・デイリー初登場4位に!

もう地下アイドルじゃなくなっちゃいました……。嬉しいような、寂しいような……。

かじゅにゃんは、嬉しさよりも、プロジェクトのパートナー王子まことさん(写真左)への感謝を第一につぶやいてて……。冒頭の写真は、王子さんが早速お祝いに持ってきたケーキだそう。

私たちファンは、美人な王子さんの貢献度をTwitter で知ってました。かじゅにゃんの動画編集をする様子。リリイベやインタビューを仕切ったり、ライブでベーシストとして盛り立てる様子。

だから、かじゅにゃんの感謝の胸中を察して、泣けてきます!いやぁ、王子さん、スタッフ冥利に尽きますね。

私も、担当歌手のエイコりんには、本当によくしていただきました。ショービジネスの右も左もわからない頃の私を、「宮川さんはすごい人なのよ」と業界のお偉方たちに紹介したり(笑)

アメリカでも活躍してたエイコりんは、「自分でも宣伝したい」とよく言ってました。だけど'90から2000年代の日本では、「名前のあるアーティストが自分で売り込むなんて(スタッフも雇えないの?)」といった風潮。

それが、今はそんな時代じゃないんですね。鳴り物入りのセレブよりも、無名のアーティストが自己宣伝でどんどん売れていく……。

そういえば私も、ニューヨークではCD発売が決まる前から、自分のことを「クラシックの次世代スターです!」とあちこちで言いふらしてたっけ(笑)

だから、自分プロモにやりにくさはあるけど、かじゅにゃん見習って、頑張ろうと思います。

しかし……、私には王子さんがいな〜い😂

☆4月7日(日)午後のコンサート詳細はこちら

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