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新宿ツバキハウス発、アメリカから逆輸入アルバム

今も語り継がれる’80年代おしゃれカルチャーの本拠地、新宿ツバキハウス。9月に米クラシック・レーベルからピアノ・アルバムをリリースする宮川美貴子は、なんとツバキハウスでキーボードを弾いていました。

 

ツバキハウスに象徴される'80年代パンクロック・ムーブメント”東京ロッカーズ”の中心バンドS-KENのメンバーだったのです。

 

愛器はキース・エマーソン(E,L&P)御用達 のシンセサイザーCORG PolySixやハモンド・オルガンX-5。ステージでの美貴子のスタイリング担当は、ガールズ・バンド”プリンセス・プリンセス”のスタイリストなども務めたミツワでした。(美貴子の加入当時、バンドのベーシスト)。ミツワの手による最旬コーデ&ヘアメイクは、目利きの固定ファンの人たちからおしゃれに見えるには必須だったとか……。

 

S-KENのアレンジャー・キーボーディストとしては、Mikiko Kodama名義でメジャー・アルバムもレコーディングしました(詳しくは英語プロフィールページにて)

 

美貴子はその後、外タレの音楽スタッフとして、グラミー賞歌手のリタ・クーリッジなどアメリカTop40アーティストの来日コンサート制作に従事。バブルの象徴「ジュリアナ東京」や新宿「ショーボート5i」にも、海外アーティストを提供しました。(今、バブル時代のディスコ・カルチャーがリバイバルしているそうですね)

 

ラスベガスから招いたショーボートのダンサーやシンガーの通訳として、深夜番組のギルガメッシュないとなどにも度々出演。保守派の家族に見つからないよう、収録時にはいつも下を向いていたそうです。

 

テレビといえば、番組「ワンダフル」で展開していた恋愛メディア「恋愛科学研究所」の企画スタッフをしていたことも。公式サイトや有料メルマガなどで、恋愛コンサルティング記事や、男性ウケの料理レシピなどを書いていました。

現在の恋愛科学研究所 所長は、キュートな恋愛コメンテイター 荒巻佳代さん(写真左。2019年の一時帰国時に)。SPA!an・anなどの雑誌やテレビで彼女を見かけた方も多いはず。

 

 宮川は在職当時、研究所のサイトにヒーリング・ピアノ曲をアップしていました。自作曲の演奏家としては、東京オペラシティやサントリー・ホールなどでクラシックのジョイント・コンサートに出演。

 

2011年末、マンハッタン・ダウンタウンで開催されたJapan Art Matsuriのオーディションに合格したのがきっかけで、2013年からニューヨークで音楽活動を開始しました。

 

全米の映画やテレビなどにピアノ曲を提供する傍ら、バイオリン&パーカッションと組んだ自身のユニット"Powdered Sugar"でライブハウスにも出演しています。

 

新宿ツバキハウスから始まり、ジュリアナを経由し、アメリカではなぜか嫌っていたクラシックに帰結。生家でクラシック以外の音楽を禁じられたための造反(?)のはずが……。人の運命はわからないものです。

 

日本でも輸入版が販売される美貴子のソロ・ファーストCD。アルバムタイトル曲 "Elegy In Violet"のインスピレーションは、冒頭写真のように寂しげな夕焼けの色から。日本語の原題は「すみれ色のエレジー」でした。

 

音源はこちら♪ (連弾両パートを一人でレコーディングしています)

よろしければチェックしてみてくださいね。

https://soundcloud.com/mintpiano22/14-elegy-in-violet/s-X0JrF

 

★輸入盤:予約販売サイト

 

”Elegy In Violet” 宮川美貴子(みやかわみきこ)Centaur Records CRC-3730

 

*楽天
https://item.rakuten.co.jp/hmvjapan/10149115?scid=we_gbm_upc60
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